角谷鋳金工房

釜師 角谷勇圭

〒581-0818 大阪府八尾市美園町2-107-1
TEL / FAX 072-992-1282

角谷 勇圭 ( かくたに ゆうけい )

略 歴


1942(昭和17年)
  釜師 角谷一圭の次男(勇治)として大阪市に生まれる

1961(昭和36年)
  大阪市立工芸高等学校 図案科 卒業
  東洋紡 意匠課 勤務

1970(昭和45年)
  父 一圭に師事

1990(平成 2年)
  第37回日本伝統工芸展「和銑流水文釜」(文化庁蔵)

2001(平成13年)
  角谷鋳金工房 設立(大阪府八尾市美園町)

2002(平成14年)
  勇圭と改める

2004(平成16年)~2005(平成17年)
  現代の「日本の金工」展(デンマーク王立工芸博物館他)

2013(平成25年)
  THE世界一展(グランフロント大阪 / 日本科学未来館・東京)

2015(平成27年)
  大阪府指定無形文化財「茶の湯釜」 保持者 認定

2017(平成29年)
  なにわの伝統工芸 受け継がれゆく匠の技と美(大阪府立弥生文化博物館)

2019(令和元年)
  現代工芸の展開 2019(金沢市立安江金箔工芸館)

2021(令和3年)
  平成の寶玉展(薬師寺・奈良)「流線文繰口釜」奉納
  重要無形文化財「茶の湯釜」 保持者 認定

2022(令和4年)
  工芸・Kôgeiの創造-人間国宝展- (銀座和光)

2024(令和6年)
  特別展 式年遷宮と日本伝統工芸(神宮美術館)

所 属 / 日本工芸会 日本鋳金家協会 大阪工芸協会 東大阪工芸協会

受 賞


1972(昭和47年)
  第2回日本金工新作展「流水文銚子」東京都教育委員会賞

1974(昭和49年)
  第3回日本工芸会近畿支部展「線文銚子」日経奨励賞

1977(昭和52年)
  大阪工芸展「線文撫肩釜」市長賞 

1980(昭和55年)
  第9回日本工芸会近畿支部展「芦飛鳥文姥口釜」京都府教育委員会賞

1988(昭和63年)
  第17回日本工芸会近畿支部展「鷺地紋撫肩釜」日経奨励賞

1990(平成 2年) 
  第20回伝統工芸日本金工展「独楽形釜」日本工芸会賞
  第37回日本伝統工芸展「和銑流水文釜」日本工芸会奨励賞(文化庁蔵)

1992(平成 4年) 大阪府工芸功労賞

1997(平成 9年)
  第44回日本伝統工芸展「姥口鷺ノ釜」日本工芸会奨励賞

2001(平成13年) 大阪府知事表彰

2003(平成15年)
  第32回伝統工芸日本金工展「羊歯文繰口兎釜」朝日新聞社賞

2014(平成26年)
  第43回日本伝統工芸近畿展「蒲ノ穂文筒釜」日本伝統工芸近畿賞

2015(平成27年)
  第62回日本伝統工芸展「花流水釜」日本工芸会奨励賞

2017 (平成29年)
  第64回日本伝統工芸展「芦辺姥口釜」日本工芸会保持者賞

2021(令和3年) 東大阪市長賞詞

所 蔵





「流水文釜」 文化庁

「流線文繰口釜」 薬師寺・奈良

「木立図筒釜」「菱花紋肩衝釜」 大阪市立工芸高等学校

「芦辺鳥図独楽形釜」 深江郷土資料館・大阪

「鋳銅華瓶」 東大寺不動堂・奈良

「梅樹白銅八稜鏡(径七寸)」 太宰府天満宮・福岡

掲 載


月刊 文化財  令和3年9月号(文化庁/監修・第一法規/発行)
表紙「和銑 流水文釜」(1990年作・文化庁蔵)、認定の詳細、作品解説

至文堂 日本の美術  No.411「茶湯釜 芦屋と天明」[茶の湯釜の制作]

淡交社 茶道具の名工・作家名鑑

茶の湯同好会 会報「茶の湯」に、釜の制作工程の写真提供

リンク集


大阪府立工芸高等学校 母校のドイツ風の校舎は大正13年に建てられました

東洋紡 意匠課に10年間、勤務しました

日本工芸会 日本伝統工芸展、近畿展、日本金工展を主催する工芸作家の団体

日本鋳金家協会 伝統的金属工芸「鋳金」という技法に、たずさわる鋳金作家の団体

大阪工芸協会 大正13年に創立された大阪の工芸団体

東大寺 不動堂に「鋳銅華瓶」を奉納

薬師寺 平成の寶玉展に出品、「流線文繰口釜」を奉納

デンマーク王立工芸博物館(コペンハーゲン)

現代の「日本の金工」展
Contemporary¨Japanese Metal arts and Crafts¨出品


「鷺ノ釜」(Tea ceremony kettle with heron design)

ナレッジキャピタル(グランフロント大阪) THE世界一展にて、茶釜制作の解説

日本科学未来館(東京) THE世界一展に出品 〈会場風景〉

NHK 日曜美術館 番組の中で「花流水釜」を紹介していただきました


    「釜の表面を走る曲線は渓流を表したもの、その流れの先には水面に漂う花」
    「茶釜に刻んだ自然の物語です」  〈 番組のナレーションより 〉

大阪府立弥生文化博物館
企画展〈なにわの伝統工芸 受け継がれゆく匠の技と美〉に出品

金沢市立安江金箔工芸館
特別展〈現代工芸の展開 2019〉〈金属工芸2021〉に出品 <2019年 出品者リスト>

文化遺産オンライン
日本各地の無形文化財として「蒲ノ穂文筒釜」(2014年作)が掲載

炉 釜

風炉釜

小 品